前回日記で触れたRUGコンについて、まずは情報の整理を。



〇デッキの確定パーツ部分について


《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》
デッキの核となる部分。現状だと4枚投入がベスト。

ただ、近頃赤い除去の有用性が認識されつつあり、Caw Goにも赤が採用されてきているところが懸念材料。
元々このデッキは、赤を含んだデッキを相手にする場合デッキの核であるはずのコブラをサイドアウトさせるという矛盾を含んだデッキで、環境が赤くなってきてしまうとその真価を発揮できないのが欠点です。

コブラ1枚で話がかなり長くなってしまうので割愛しますが、

・青赤+αという色の組み合わせが環境に合っているわけで、ターボランド系デッキである必要性はそんなに無い

・ブン回りを期待せず安定感を持たせるなら《太陽の宝球/Sphere of the Suns(MBS)》で代用が効く

等、環境の進み具合によっては確定パーツでなくなる可能性があるのも押さえておきたいところです。


《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》
RUGコンは元々、UGターボランドデッキに赤を足すことによって対生物デッキへの耐性を付けることを目的として誕生したデッキです。
しかし、ある程度耐性を付けるといっても《稲妻/Lightning Bolt(M11)》4枚採用のみだと、除去カードが圧倒的に足りていません。

そこで注目されてくるのが赤タイタンや《狡猾な火花魔道士》《チャンドラ・ナラー》等の半永久的な除去カードとなりうるカード群です。

白を採用したデッキですと、石鍛冶からの首輪+火花魔道士が最高なんですが、白を採用してない場合だと赤タイタンが最も優秀だと思います。
特に、環境を支配しているCaw Goに対する強力な回答にもなりえます。
一応、苦手のヴァラクートに対しても速度勝負に持ち込むこともできます。


《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
装備後の鷹を処理できますし、とにかく便利なので採用は必至かと。
鷹に対して使用するとハンドアドバンテージは失ってしまいますが、その代わりテンポアドバンテージは取れます。相手の動きさえ遅らせてしまえば、後続のタイタンが何とかしてくれるはずです。


《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
本来、ターボランドデッキの理想的な動きの中で2マナ浮かせてカウンターを構える機会なんてものはありません。
ただ、実際にプレイすると相手のデッキによっては2ターン目にマナ加速カードを使わずにカウンターを構える場合などが結構出てきます。
結局のところリークが純粋に強いって話ですね。


《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
説明の必要なし?
デッキコンセプトが「3ターン目にPWプレイが強いよね」ってデッキですし。


《探検/Explore(WWK)》
個人的にはキャントリップ付きなのがかなり好きですね。
たまに3枚のリストなんかも見かけますが、個人的には4枚採用が良いと思います。

ただ、ここらへんも安定感を出したいのなら《太陽の宝球/Sphere of the Suns(MBS)》が良いかもしれません。


《定業/Preordain(M11)》
このカードが無いと、このデッキは機能しないですね。




今述べた部分がRUGコンの確定スロットだと思います。

まとめますと


3《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》
4《水蓮のコブラ/Lotus Cobra(ZEN)》

4《定業/Preordain(M11)》
4《探検/Explore(WWK)》
4《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》


これに土地を27枚とすると、全部で54枚がほぼ確定パーツとなっていると思います。

つまり、残りのフリースペースは6枚。


今のところ自分が調整中のデッキは、

3《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》
2《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》
1《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(M11)》

を入れた60枚で回しています。

これが正しいかどうかは、今後も要検討ですね。



本当は今回紹介したカード以外に、その他このデッキに入る可能性のあるカード一覧についても書く予定でしたが、思ったより長くなってきたので、次回に持ち越します。

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