FNM4-0デッキ調整記
2012年12月9日 デッキ考察 コメント (2)外が絶賛吹雪で予定もキャンセルとなって暇なので、この間FNMで使ったエスパーコンの調整記でも。
1.使いたいカードの選択
いろんなコントロールデッキを組んで回してみて、とにかく《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》が強いと感じてこれを使ったデッキを模索していきました。
2.デッキカラーの選択
まず検討したのがトリコフラッシュ。過去記事でも触れましたが、デッキ的にはかなり気に入って、これでFNMは出ようと当初は考えていました。
・・・が、白緑ビートを始めとした高速ビートに思ったより相性が悪く、サイドに対策カードを詰め込んでもサイド後2本を安定して取ることが不可能に感じたため断念。
ただ、この時の経験から、コントロールデッキを組むならジェイス等のPWは極力少なめにして、デッキ全体を軽く、細かく動きやすく、出来るだけ隙を作らないように調整していこうと考えるようになりました。
次に試したのがバントコントロールに《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard(ISD)》をタッチしたもの。啓示を念頭に考えるとマナ加速が使えるこのカラーが一番有効に使えるという理由からです。
バントコンは環境最初期に組んで使用していて、そのデッキパワーは認識していたものの、何か回してて楽しくなかったので解体していました。
久々に組んでみて回したのですが、やはり使ってて楽しくない。
しかもデッキ的に軽い除去を採用し辛くラクドスビートに分が悪いことも確認できたので1日で解体。
調整して為になったのは、環境的に《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons(AVR)》が強いことがわかったことと、バントコンはちょっと過大評価されすぎてて実際はあんまし環境に有利なデッキではないし、そんなに強くないってことが確認できたことでした。
この時FNM1週間前です。
FNMではメイン戦でコントロールデッキに有利が付くデッキを使いたかったので、ネファリアを採用したいと強く思うようになりました。
それと同時に、より細かく動けるようしたかったので、迷走した揚句「グリクシスtスフィンクスの啓示」なる電波デッキを脳内で調整するものの合えなく断念。
最後に調整したのが今回使用したエスパーコンでした。
エスパーコンは以前PWコン型のものを回していて、そのもっさりとした動きが気に入らなかったので、ソリン等のカロリー高めなカードは使用しないことを前提に調整しました。
3.レシピの解説
・アゾリウスの魔除け
かなり気に入っている良カード。対ビート戦においては旧ラヴニカ期の差し戻しを彷彿とさせるその強さに惚れました。対コントロール戦でも序盤土地を探しに行けるので無駄にならないのも良いです。
・雲散霧消&中略
雲散霧消はフラッシュ系デッキを使っていたときから4枚採用は鉄板だと思い、以降4枚採用し続けています。中略は序盤の相手の速度を鈍らせるのに便利ですがまとめて引いてしまうと弱いので2枚に抑えています。初手にあったらラッキー程度の認識です。
そのリムーブ能力はリアニを始めとした最近のデッキに刺さることも多く、気に入っています。洞窟は出されたらしょうがないと割り切っています。
・究極の価格
正直微妙ですが、これ位しかまともなインスタント除去が無いので。魔除けも含めてこれ位の枚数を採用してないと白緑ビートなんかにタコ殴りにされてしまいます。
・未練ある魂
トランプルの安売りやらヘルカイトやら、もはやそのチャンプブロック力に信頼は置けないところですが、特にコントロールデッキのPW対策、直接的な勝ち手段として採用。
耐え忍ぶ意味ではもはやオワコンですが、攻撃的な意味ではまだまだ現役で強いと思います。
・至高の評決
ラクドスビート等の流行で微妙な評価ですが、それでも強いことに変わりはないかと。
メタがおかしいことになっているので、4マナで満遍なくリセットできることはやはり強い。
それとトリコトラフトやコントロール相手などの時に「打ち消されない除去」っていうのはやはり便利になってきますね。
実際のFNMの時にもドローで一番探しに行ったカードはこのカードでした。4枚採用安定。
・熟慮
今のコントロールデッキ界では4枚必須。たとえ禁忌の錬金術が採用できるカラーだったとしても熟慮の方が強いです。ここは断言してもいいです。
とにかく相手よりも多くカードを引いて、手札を確保することが今のコントロールデッキの使命の1つです。
・スフィンクスの啓示
ただつよ
・記憶の熟達者、ジェイス
環境に除去が蔓延しているので、フィニッシャーを生物に頼ることがどうしてもできませんでした。なのでライブラリーアウトを勝ち手段とすることに。
リアニや瞬唱の魔道士デッキ等が多く、ライブラリーアウトは一見相手を手助けしているように映るかもしれませんが、逆に言うと相手が勝手にライブラリーを減らしていってくれるデッキが結構多くて、終盤にちょろっとジェイスやネファリアを起動するだけで勝てることが多々あるので有効な手段だと思います。時間はかかりますが・・・
・月の賢者タミヨウ
打ち漏らしたり除去漏らしたりした相手生物の対策や、土地対策に。それと2番目のドロー能力も結構便利です。
・悲劇的な過ち
対マナクリ、ファルケンラス、サリア対策。ただこのエスパーコンは1ターン目に黒マナが100%出ないデッキなのでちょっと微妙。
・戦慄の感覚
かなりのテンポアドを稼げる良カード。序盤のお茶濁しには最適。
・拘留の宝球
未知のデッキと当たった時や、対処し辛い置物が入ったデッキと当たった時などに。
・終末
追加の全体除去枠。メインには今のところ採用するつもりはありません。
・墓場の浄化
墓地対策。多くの墓地カードを対処することはできませんが、意外と使いやすいです。
・否認
コントロール対策。
・ドラグスコルの肉裂き
サイド後2本取らないといけなくなった時用のフィニッシャー。何だかんだで結構強いですよ?
・記憶の熟達者、ジェイス
同じく追加のフィニッシャー。
1.使いたいカードの選択
いろんなコントロールデッキを組んで回してみて、とにかく《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》が強いと感じてこれを使ったデッキを模索していきました。
2.デッキカラーの選択
まず検討したのがトリコフラッシュ。過去記事でも触れましたが、デッキ的にはかなり気に入って、これでFNMは出ようと当初は考えていました。
・・・が、白緑ビートを始めとした高速ビートに思ったより相性が悪く、サイドに対策カードを詰め込んでもサイド後2本を安定して取ることが不可能に感じたため断念。
ただ、この時の経験から、コントロールデッキを組むならジェイス等のPWは極力少なめにして、デッキ全体を軽く、細かく動きやすく、出来るだけ隙を作らないように調整していこうと考えるようになりました。
次に試したのがバントコントロールに《ネファリアの溺墓/Nephalia Drownyard(ISD)》をタッチしたもの。啓示を念頭に考えるとマナ加速が使えるこのカラーが一番有効に使えるという理由からです。
バントコンは環境最初期に組んで使用していて、そのデッキパワーは認識していたものの、何か回してて楽しくなかったので解体していました。
久々に組んでみて回したのですが、やはり使ってて楽しくない。
しかもデッキ的に軽い除去を採用し辛くラクドスビートに分が悪いことも確認できたので1日で解体。
調整して為になったのは、環境的に《鷺群れのシガルダ/Sigarda, Host of Herons(AVR)》が強いことがわかったことと、バントコンはちょっと過大評価されすぎてて実際はあんまし環境に有利なデッキではないし、そんなに強くないってことが確認できたことでした。
この時FNM1週間前です。
FNMではメイン戦でコントロールデッキに有利が付くデッキを使いたかったので、ネファリアを採用したいと強く思うようになりました。
それと同時に、より細かく動けるようしたかったので、迷走した揚句「グリクシスtスフィンクスの啓示」なる電波デッキを脳内で調整するものの合えなく断念。
最後に調整したのが今回使用したエスパーコンでした。
エスパーコンは以前PWコン型のものを回していて、そのもっさりとした動きが気に入らなかったので、ソリン等のカロリー高めなカードは使用しないことを前提に調整しました。
3.レシピの解説
・アゾリウスの魔除け
かなり気に入っている良カード。対ビート戦においては旧ラヴニカ期の差し戻しを彷彿とさせるその強さに惚れました。対コントロール戦でも序盤土地を探しに行けるので無駄にならないのも良いです。
・雲散霧消&中略
雲散霧消はフラッシュ系デッキを使っていたときから4枚採用は鉄板だと思い、以降4枚採用し続けています。中略は序盤の相手の速度を鈍らせるのに便利ですがまとめて引いてしまうと弱いので2枚に抑えています。初手にあったらラッキー程度の認識です。
そのリムーブ能力はリアニを始めとした最近のデッキに刺さることも多く、気に入っています。洞窟は出されたらしょうがないと割り切っています。
・究極の価格
正直微妙ですが、これ位しかまともなインスタント除去が無いので。魔除けも含めてこれ位の枚数を採用してないと白緑ビートなんかにタコ殴りにされてしまいます。
・未練ある魂
トランプルの安売りやらヘルカイトやら、もはやそのチャンプブロック力に信頼は置けないところですが、特にコントロールデッキのPW対策、直接的な勝ち手段として採用。
耐え忍ぶ意味ではもはやオワコンですが、攻撃的な意味ではまだまだ現役で強いと思います。
・至高の評決
ラクドスビート等の流行で微妙な評価ですが、それでも強いことに変わりはないかと。
メタがおかしいことになっているので、4マナで満遍なくリセットできることはやはり強い。
それとトリコトラフトやコントロール相手などの時に「打ち消されない除去」っていうのはやはり便利になってきますね。
実際のFNMの時にもドローで一番探しに行ったカードはこのカードでした。4枚採用安定。
・熟慮
今のコントロールデッキ界では4枚必須。たとえ禁忌の錬金術が採用できるカラーだったとしても熟慮の方が強いです。ここは断言してもいいです。
とにかく相手よりも多くカードを引いて、手札を確保することが今のコントロールデッキの使命の1つです。
・スフィンクスの啓示
ただつよ
・記憶の熟達者、ジェイス
環境に除去が蔓延しているので、フィニッシャーを生物に頼ることがどうしてもできませんでした。なのでライブラリーアウトを勝ち手段とすることに。
リアニや瞬唱の魔道士デッキ等が多く、ライブラリーアウトは一見相手を手助けしているように映るかもしれませんが、逆に言うと相手が勝手にライブラリーを減らしていってくれるデッキが結構多くて、終盤にちょろっとジェイスやネファリアを起動するだけで勝てることが多々あるので有効な手段だと思います。時間はかかりますが・・・
・月の賢者タミヨウ
打ち漏らしたり除去漏らしたりした相手生物の対策や、土地対策に。それと2番目のドロー能力も結構便利です。
・悲劇的な過ち
対マナクリ、ファルケンラス、サリア対策。ただこのエスパーコンは1ターン目に黒マナが100%出ないデッキなのでちょっと微妙。
・戦慄の感覚
かなりのテンポアドを稼げる良カード。序盤のお茶濁しには最適。
・拘留の宝球
未知のデッキと当たった時や、対処し辛い置物が入ったデッキと当たった時などに。
・終末
追加の全体除去枠。メインには今のところ採用するつもりはありません。
・墓場の浄化
墓地対策。多くの墓地カードを対処することはできませんが、意外と使いやすいです。
・否認
コントロール対策。
・ドラグスコルの肉裂き
サイド後2本取らないといけなくなった時用のフィニッシャー。何だかんだで結構強いですよ?
・記憶の熟達者、ジェイス
同じく追加のフィニッシャー。
コメント
対戦できず残念でしたが、デッキカラーもフィニッシャーも一緒で驚きました・・・。
ちなみに私はフィニッシャーに『孤独の亡霊』も追加しているものでした。
記憶の熟達者、ジェイスは強いです。事実ゲームデーではリアニとあたっても問題なく勝っています。デッキがなくなっていくプレッシャーはかなりのものですよね。
air-kingさんがどなたか判らずじまいでしたが、メガネをかけた白いウインドブレーカーを着てプレーしてたのが私です。
孤独の亡霊は自分もフィニッシャー候補に入っていたのですが、メイン戦はコントロールデッキをとにかく意識していたので至高の評決擁する青白系コントロール戦で信頼できない&瞬唱魔道士と未練を4枚ずつ採用していたのでメイン採用は見送りました。
サイド後はビート対策を多めにしつつ、出来るだけ早めに勝ちにいきたかったのでドラグスコルを優先しました。
air-kingさんの使用レシピ興味ありますね。