週刊「空と君のあいだに」Vol.4
2011年1月17日 空と君のあいだに コメント (8)第4回コントロール考察記事。何だかそろそろネタ切れ気味。ええい、新エキスパンション導入はまだなのか。
今週のテーマ
「青白コントロールについて」
「前回記事の反省会」
青白コントロールについて
色的にカードプールに恵まれていて、数多くのデッキレシピが存在する青白コンについて考察してみます。
今のところ、僕の中で青白コンは大きく4つのタイプが存在する(大会で持ち込みうる)と考えています。
1.《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》型
2.メイン《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》型
3.もっちーの《エメリアの天使/Emeria Angel(ZEN)》型
4.キブラーの《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》型
そんな中、最近の大会で上位に入っている青白コンに注目すると、最も多い型はキブラーの《戦隊の鷹》《呪文貫き》を採用した型なんです。
もっちーの鷹天使型にも《戦隊の鷹》《呪文貫き》が採用されていて、実際戦績の方も驚くほど勝ちこんでいるみたいです。
最近僕は、リスト的にも強そうだったんでもっちーの青白コンを使用しているんですが、実際使ってみると鷹が本当に強いです。
また最近のコントロールデッキのヴァラクートへの対抗手段として、クロックパーミのような動きで勝ちにいく手がありますが、その場合とにかくピアスが優秀です。元々青白はヴァラクートが苦手なので、ヴァラクートに刺さるピアスの採用は重要だと思います。
それと《エメリアの天使》ですが、実は今の環境だと除去されづらいので真価を発揮しますね。青黒コンは吸血鬼対策で《見栄え損ない》採用が主流ですし、ヴァラクートも《稲妻》1枚のみ採用~なんて言っている時代です。天使が生き残ってさえくれれば、たとえエルフが相手の時でもダメージレースで勝てることがあるくらいです。
《墓所のタイタン》は対処しづらいこととその物量が強さの秘訣ですが、《エメリアの天使》は環境的に対処されにくくて数が増える(しかも飛行持ち)、まさに白い黒タイタンといったところです。
第1回のコメントで突っ込まれましたが、《エメリアの天使》《戦隊の鷹》擁する白の生物軍は黒と比べても決して弱くなく、大変優秀でした。
鷹ピアス型や天使型はそれぞれ完成されたレシピがネット上に沢山ありますので、最後に自分なりの昇天型の青白コンレシピを晒します。
5《島/Island(ZEN)》
3《平地/Plains(ZEN)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
1《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
4《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
4《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
4《定業/Preordain(M11)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
4《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1《剥奪/Deprive(ROE)》
1《取り消し/Cancel(ZEN)》
3《糾弾/Condemn(M11)》
2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3《審判の日/Day of Judgment(M11)》
3《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》
1《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
4《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
1《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》
1《糾弾/Condemn(M11)》
2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
1《審判の日/Day of Judgment(M11)》
3《天界の粛清/Celestial Purge(M11)》
2《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》
1《精神壊しの罠/Mindbreak Trap(ZEN)》
大体こんな感じになると思います。
正直、明日青白コンで大会出ろって言われたらこれかもっちーのデッキで出ます。
完全にディスられちゃった白タイタン型は多分けいごさんがやってくれる(ワンチャンPrivate Squareに晒される)と思うので割愛。
今の青白コンのレシピは多種多様ですが、結局のところ、大きな違いはフィニッシャーをどうするかの1点です。
白タイタンを採用するとジェイスゲーで負けた時の返しにベレレンと共に着地が強力ですし、《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》等の使い回し等、ゆったりと時間をかけて勝ちにいく我慢のプレイングが好きな人向けだと思います。
白昇天型ならコントロール相手にかなりの有利が付きますし、「昇天さえ達成させられれば勝てる」と、デッキを使う上で何を目指すべきか明確なのでプレイングしやすいところも利点だと思います。
もっちー型は鷹でコントロールデッキに対抗したり、コントロールしきれなかった部分をエメリアの天使でカバーし、ダメージレースに持ち込めたりと幅広く対応できる部分が素晴らしいと思います。特にヴァラクート環境だとこのクロックの大きさは魅力的です。
キブラーみたいに鷹のみの採用だと、《広がりゆく海》やPW、除去、カウンター等他の部分が増量できますね。鷹のみ採用したデッキは大体PWが他と比べて多めな印象があります。
青白コントロールの結論としては、やはり1つのデッキレシピに固定させる(このタイプが強い、このタイプは弱いと決めつける)のではなく、その時その時の周りの環境に合わせてデッキタイプを選択していく使い分けが必要なのだと思います。
ただ、もし出場予定の大会のメタがよくわからなくて、でも青白コンで出たいって時は・・・とりあえずもっちーの青白コンをオススメします。実際に回した感想だとこのデッキが一番まるいです。
前回記事の反省会
青赤コントロールのことです。
実際にデッキを組んで回してみたんですが、《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》は本当に強力なカードでした。まるで《悪斬の天使》のようでした。
・・・《業火のタイタン》の除去体制の無さは涙無しで語ることはできません。
お客さんだと思っていた吸血鬼デッキにフルボッコにされる青赤コントロールのわびしさ。
ただ、同時に収穫もありました。
今までザコプレインズウォーカー()だと思っていた《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M11)》が思った以上に強いということがわかりました。
《チャンドラ・ナラー》さえ出してしまえば、あとはこれを守っているだけでゲームに勝てるレベルです。
今、青赤コントロールを組む場合、メインはノンクリーチャーの「カウンターチャンドラ」みたいにして、サイド後相手が除去を抜いてくるのを見計らって《業火のタイタン》《窯の悪鬼》投入が正解みたいです。
しかし、相手に除去されなかった時の《業火のタイタン》の強さは異常でした。ポテンシャルはあるので、たとえば黒のハンデスと絡めてみたり、いろいろとやってみたら面白いかもしれませんね。
(ちなみにクローシスカラーにしてハンデスで相手の除去を落とすプランは難しいです。黒を絡めると、結局《墓所のタイタン》を採用した方が良いよねっていうことに気付いてしまいます。)
・・・と、いうわけで、今週のちらしの裏に書いてホッチキスで止めただけの週刊誌はおしまいです。
筆者の脳内を新鮮な内に文章化しているだけなことをお詫びします。
今週のテーマ
「青白コントロールについて」
「前回記事の反省会」
青白コントロールについて
色的にカードプールに恵まれていて、数多くのデッキレシピが存在する青白コンについて考察してみます。
今のところ、僕の中で青白コンは大きく4つのタイプが存在する(大会で持ち込みうる)と考えています。
1.《太陽のタイタン/Sun Titan(M11)》型
2.メイン《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》型
3.もっちーの《エメリアの天使/Emeria Angel(ZEN)》型
4.キブラーの《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》型
そんな中、最近の大会で上位に入っている青白コンに注目すると、最も多い型はキブラーの《戦隊の鷹》《呪文貫き》を採用した型なんです。
もっちーの鷹天使型にも《戦隊の鷹》《呪文貫き》が採用されていて、実際戦績の方も驚くほど勝ちこんでいるみたいです。
最近僕は、リスト的にも強そうだったんでもっちーの青白コンを使用しているんですが、実際使ってみると鷹が本当に強いです。
また最近のコントロールデッキのヴァラクートへの対抗手段として、クロックパーミのような動きで勝ちにいく手がありますが、その場合とにかくピアスが優秀です。元々青白はヴァラクートが苦手なので、ヴァラクートに刺さるピアスの採用は重要だと思います。
それと《エメリアの天使》ですが、実は今の環境だと除去されづらいので真価を発揮しますね。青黒コンは吸血鬼対策で《見栄え損ない》採用が主流ですし、ヴァラクートも《稲妻》1枚のみ採用~なんて言っている時代です。天使が生き残ってさえくれれば、たとえエルフが相手の時でもダメージレースで勝てることがあるくらいです。
《墓所のタイタン》は対処しづらいこととその物量が強さの秘訣ですが、《エメリアの天使》は環境的に対処されにくくて数が増える(しかも飛行持ち)、まさに白い黒タイタンといったところです。
第1回のコメントで突っ込まれましたが、《エメリアの天使》《戦隊の鷹》擁する白の生物軍は黒と比べても決して弱くなく、大変優秀でした。
鷹ピアス型や天使型はそれぞれ完成されたレシピがネット上に沢山ありますので、最後に自分なりの昇天型の青白コンレシピを晒します。
5《島/Island(ZEN)》
3《平地/Plains(ZEN)》
4《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》
4《金属海の沿岸/Seachrome Coast(SOM)》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》
1《沸騰する小湖/Scalding Tarn(ZEN)》
1《乾燥台地/Arid Mesa(ZEN)》
4《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》
4《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》
4《定業/Preordain(M11)》
4《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
4《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》
1《剥奪/Deprive(ROE)》
1《取り消し/Cancel(ZEN)》
3《糾弾/Condemn(M11)》
2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
3《審判の日/Day of Judgment(M11)》
3《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》
1《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》
4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WWK)》
2《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》
4《瞬間凍結/Flashfreeze(M11)》
1《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》
1《糾弾/Condemn(M11)》
2《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
1《審判の日/Day of Judgment(M11)》
3《天界の粛清/Celestial Purge(M11)》
2《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》
1《精神壊しの罠/Mindbreak Trap(ZEN)》
大体こんな感じになると思います。
正直、明日青白コンで大会出ろって言われたらこれかもっちーのデッキで出ます。
完全にディスられちゃった白タイタン型は多分けいごさんがやってくれる(ワンチャンPrivate Squareに晒される)と思うので割愛。
今の青白コンのレシピは多種多様ですが、結局のところ、大きな違いはフィニッシャーをどうするかの1点です。
白タイタンを採用するとジェイスゲーで負けた時の返しにベレレンと共に着地が強力ですし、《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》《漸増爆弾/Ratchet Bomb(SOM)》等の使い回し等、ゆったりと時間をかけて勝ちにいく我慢のプレイングが好きな人向けだと思います。
白昇天型ならコントロール相手にかなりの有利が付きますし、「昇天さえ達成させられれば勝てる」と、デッキを使う上で何を目指すべきか明確なのでプレイングしやすいところも利点だと思います。
もっちー型は鷹でコントロールデッキに対抗したり、コントロールしきれなかった部分をエメリアの天使でカバーし、ダメージレースに持ち込めたりと幅広く対応できる部分が素晴らしいと思います。特にヴァラクート環境だとこのクロックの大きさは魅力的です。
キブラーみたいに鷹のみの採用だと、《広がりゆく海》やPW、除去、カウンター等他の部分が増量できますね。鷹のみ採用したデッキは大体PWが他と比べて多めな印象があります。
青白コントロールの結論としては、やはり1つのデッキレシピに固定させる(このタイプが強い、このタイプは弱いと決めつける)のではなく、その時その時の周りの環境に合わせてデッキタイプを選択していく使い分けが必要なのだと思います。
ただ、もし出場予定の大会のメタがよくわからなくて、でも青白コンで出たいって時は・・・とりあえずもっちーの青白コンをオススメします。実際に回した感想だとこのデッキが一番まるいです。
前回記事の反省会
青赤コントロールのことです。
実際にデッキを組んで回してみたんですが、《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》は本当に強力なカードでした。まるで《悪斬の天使》のようでした。
・・・《業火のタイタン》の除去体制の無さは涙無しで語ることはできません。
お客さんだと思っていた吸血鬼デッキにフルボッコにされる青赤コントロールのわびしさ。
ただ、同時に収穫もありました。
今までザコプレインズウォーカー()だと思っていた《チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar(M11)》が思った以上に強いということがわかりました。
《チャンドラ・ナラー》さえ出してしまえば、あとはこれを守っているだけでゲームに勝てるレベルです。
今、青赤コントロールを組む場合、メインはノンクリーチャーの「カウンターチャンドラ」みたいにして、サイド後相手が除去を抜いてくるのを見計らって《業火のタイタン》《窯の悪鬼》投入が正解みたいです。
しかし、相手に除去されなかった時の《業火のタイタン》の強さは異常でした。ポテンシャルはあるので、たとえば黒のハンデスと絡めてみたり、いろいろとやってみたら面白いかもしれませんね。
(ちなみにクローシスカラーにしてハンデスで相手の除去を落とすプランは難しいです。黒を絡めると、結局《墓所のタイタン》を採用した方が良いよねっていうことに気付いてしまいます。)
・・・と、いうわけで、今週のちらしの裏に書いてホッチキスで止めただけの週刊誌はおしまいです。
筆者の脳内を新鮮な内に文章化しているだけなことをお詫びします。
コメント
鷹が黒かったら間違いなく青黒使うし…
そういう視座で見るとこの鷹昇天も良いデッキだね。有象無象のビートダウンwが環境に存在しないならベストな選択かもしれない。
初めて褒められた気がするw
昇天型に鷹を採用すると青白同系で有利取れるし、対ビートでも攻撃を受け止めて昇天達成を進められたりともはや必須パーツだと思う。
昇天での勝ち以外でも普通に鷹ビートで勝てるときもあるだろうし、勝ち手段が増える意味でもいいことかなと。
ヴァラクートがいよいよ猛威を振るっていたり、有象無象のビートダウンwが多かったりしてコントロールしきれないようだったらエメリアの天使が尻拭いしてくれるから強いと思う。
ただまあ、自分の地域はヴァラクートほとんどいないんだよねー
2t目に張れば勝ったようなもんだし
青黒青白ヴァラといったtier1のデッキしか存在しないなら昇天は凄く強い。
昇天取らない理由は最近エルフ多いからというか、草の根はなんだかんだ言ってビート結構いるからだね。
実際の大会でももっちーがヴァラクートをなぎ倒していってるみたいだったし。
あと確かに関東圏の大会結果見てて「何でほとんどの人が白昇天採用してないんだろう」って思ってたけど、そういう事情なのか。
それでもサイドくらいには昇天採用してても良いような気もするけど。
次回はローグデッキとかでお願いします←←←
必要なら自分のマジンガーなアレを提供しますぜwww
青白スキーには大変勉強になります
リンクさせていただきましたのでよろしくお願いいたします
FNMは安定を求めにいきましたわ。
>>パオロさん
・・・おお、こんなブログにも、遂にリンクさせていただきますとのコメントが!
参考になるかわかりませんが、今後ともよろしくお願いします。