キブラー青白の利点と欠点
2010年12月11日 デッキ考察 コメント (2)今夜のFNMでキブラー青白を使用してきました。
×× 青白緑コン(優勝)
○○ 黒単感染
○○ 青緑感染
×○× 赤緑ヴァラクート(けいごさん)
結果的には2-2と惨敗してしまいましたが、とてもいい経験ができました。
《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》について
素晴らしいの一言。
飛行付きチャンプブロッカーでありながらアドを失わないところ、ジェイスブレインストームの鬼畜化等々本当に素晴らしいです。
今後も青白コンを組んでいくにあたって、間違いなく投入していくであろう良カードでした。
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》について
これも素晴らしい。
《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》との10点クロックは、今までの青白コンには無かった新たな武器となります。
対ヴァラクート戦で、《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》だと2ターン目までに手札に来てほしいところですが、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》だと5ターン目以降で大丈夫なので、必要な時に手札にある率が段違いです。
また、《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》より1マナ軽いという点も好評価。ギデオン着地後、カウンターをより構えやすいです。
キブラー青白のウィークポイント
デッキパワー的にはかなり高いと思います。
でも、僕は今夜2-2とイマイチな成績でした。
そこから見える、キブラー青白の弱点について、自分なりの考えを述べます。
メイン《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》*4
僕は1戦目で青白緑コンに負けたわけです。
正直、今思い返してもあのデッキとは7-3位で不利だと思います。
その内マイクさんのBLOGに優勝者レシピとして掲載されると思いますが、この青白緑コンには《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》と《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》が採用されていたんです。
要は、《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》だと《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》をカウンターできないので、いきなり圧倒的なマナ差をつけられてしまいました。結局その後、ジェイスgg
緑単エルドラージはクリーチャーでマナ加速するためメタゲームから消えてしまいました。
でも、このキブラー青白はクリーチャーでマナ加速してくるデッキにかなり弱いです。
「カウンターできなくても除去すればいいじゃん」と思う人がいるかもしれません。
でも《糾弾/Condemn(M11)》ではマナクリを対処できませんし、壁に対して《審判の日/Day of Judgment(M11)》《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》を序盤に打つと、返しのターンでひどい目に会うのは明白ですね。
タイタンは6マナなので序盤除去して相手に返しても出てこないんですが、ジェイスは4マナ、昇天に至っては2マナなので、返しに着地を許してしまいます。
鷹でも白昇天に負けてしまうパターンがある
僕は《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》があったのにもかかわらず、昇天達成されてトークンに殴り殺されました。
理由は簡単。相手の場には昇天と共に《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》があったからです。
カウンターを4つ乗せることを防ぐのは簡単ですが、カウンターを絶対に乗せないようにすることはかなり難しいです。
それとキブラーのレシピは、基本的に場に出てしまった昇天に直接触ることができず、また、先に述べた生物によるマナ加速の関係で着地されることを防ぐことも難しいです。結果、《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》1枚があるだけで《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》がどうしようもない状態となってしまいます。
もし今後、キブラータイプの青白が流行ってくるようなら
「クリーチャーでマナ加速する」
「白昇天+留め金」
の2つが有効であるということを頭に入れておいて、損はないと思います。
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》*3
最終戦の対ヴァラクートの2本目、僕は5ターン目にギデオンを着地させ、そのまま殴って勝ちました。
フィニッシャーにギデオンを採用することは本当に素晴らしいことだと思います。
僕は3本目、相手のマナ加速を捌いた後、ジェイスを着地させて完全に有利に進めていました。ハンドにはカウンター2枚とラスゴも控えています。
でも、相手が7マナに到達した瞬間、状況は一変しました。
・《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》の着地。その後、忠誠度7のジェイスにアタックされてジェイス退場。
・返しでラスゴ打つ。土地を2枚立たせた状態でターンエンド。
・《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》プレイ。カウンターする。
・《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》プレイされ、《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》降臨。場にあった《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》を壊される。
・再度《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》プレイ。《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》着地される。
ドブンではあるんですが、負けた後に確信しました。
「ヴァラクート相手だと、本当に相手を速やかに殺しにいかないと、いつ挽回されてもおかしくない」
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》は本当に強いんですが、3枚しかありません。本来の青白に比べると格段によくはなりましたが、それでもやはり青黒コンの方がクリーチャーの採用枚数的にクロックを用意しやすいので、ヴァラクートに有利なのかな、と。
とりあえずこれから僕は、鷹の他に《方解石のカミツキガメ/Calcite Snapper(WWK)》をメインで試してみようかと考えています。ミシュラランドと合わせて最大8点クロックになるので、結構やれるんじゃないかと。
鷹とカウンターで《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》をケアできれば吸血鬼デッキにもかなり効くんじゃないかと思いますし、同系対決で相手がラスゴをサイドアウトできない状況にできるのは効果的なのではないかと。
今の環境は、ある意味ヴァラクートのおかげでかなり楽しい環境になっていると僕は思います。
何とかしてヴァラクート以外のデッキを使い、大会で上位を狙っていきたいですね。
×× 青白緑コン(優勝)
○○ 黒単感染
○○ 青緑感染
×○× 赤緑ヴァラクート(けいごさん)
結果的には2-2と惨敗してしまいましたが、とてもいい経験ができました。
《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》について
素晴らしいの一言。
飛行付きチャンプブロッカーでありながらアドを失わないところ、ジェイスブレインストームの鬼畜化等々本当に素晴らしいです。
今後も青白コンを組んでいくにあたって、間違いなく投入していくであろう良カードでした。
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》について
これも素晴らしい。
《天界の列柱/Celestial Colonnade(WWK)》との10点クロックは、今までの青白コンには無かった新たな武器となります。
対ヴァラクート戦で、《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》だと2ターン目までに手札に来てほしいところですが、《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》だと5ターン目以降で大丈夫なので、必要な時に手札にある率が段違いです。
また、《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》より1マナ軽いという点も好評価。ギデオン着地後、カウンターをより構えやすいです。
キブラー青白のウィークポイント
デッキパワー的にはかなり高いと思います。
でも、僕は今夜2-2とイマイチな成績でした。
そこから見える、キブラー青白の弱点について、自分なりの考えを述べます。
メイン《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》*4
僕は1戦目で青白緑コンに負けたわけです。
正直、今思い返してもあのデッキとは7-3位で不利だと思います。
その内マイクさんのBLOGに優勝者レシピとして掲載されると思いますが、この青白緑コンには《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》と《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》が採用されていたんです。
要は、《呪文貫き/Spell Pierce(ZEN)》だと《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》をカウンターできないので、いきなり圧倒的なマナ差をつけられてしまいました。結局その後、ジェイスgg
緑単エルドラージはクリーチャーでマナ加速するためメタゲームから消えてしまいました。
でも、このキブラー青白はクリーチャーでマナ加速してくるデッキにかなり弱いです。
「カウンターできなくても除去すればいいじゃん」と思う人がいるかもしれません。
でも《糾弾/Condemn(M11)》ではマナクリを対処できませんし、壁に対して《審判の日/Day of Judgment(M11)》《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》を序盤に打つと、返しのターンでひどい目に会うのは明白ですね。
タイタンは6マナなので序盤除去して相手に返しても出てこないんですが、ジェイスは4マナ、昇天に至っては2マナなので、返しに着地を許してしまいます。
鷹でも白昇天に負けてしまうパターンがある
僕は《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》があったのにもかかわらず、昇天達成されてトークンに殴り殺されました。
理由は簡単。相手の場には昇天と共に《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》があったからです。
カウンターを4つ乗せることを防ぐのは簡単ですが、カウンターを絶対に乗せないようにすることはかなり難しいです。
それとキブラーのレシピは、基本的に場に出てしまった昇天に直接触ることができず、また、先に述べた生物によるマナ加速の関係で着地されることを防ぐことも難しいです。結果、《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》1枚があるだけで《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZEN)》がどうしようもない状態となってしまいます。
もし今後、キブラータイプの青白が流行ってくるようなら
「クリーチャーでマナ加速する」
「白昇天+留め金」
の2つが有効であるということを頭に入れておいて、損はないと思います。
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》*3
最終戦の対ヴァラクートの2本目、僕は5ターン目にギデオンを着地させ、そのまま殴って勝ちました。
フィニッシャーにギデオンを採用することは本当に素晴らしいことだと思います。
僕は3本目、相手のマナ加速を捌いた後、ジェイスを着地させて完全に有利に進めていました。ハンドにはカウンター2枚とラスゴも控えています。
でも、相手が7マナに到達した瞬間、状況は一変しました。
・《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》の着地。その後、忠誠度7のジェイスにアタックされてジェイス退場。
・返しでラスゴ打つ。土地を2枚立たせた状態でターンエンド。
・《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》プレイ。カウンターする。
・《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》プレイされ、《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》降臨。場にあった《地盤の際/Tectonic Edge(WWK)》を壊される。
・再度《召喚の罠/Summoning Trap(ZEN)》プレイ。《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》着地される。
ドブンではあるんですが、負けた後に確信しました。
「ヴァラクート相手だと、本当に相手を速やかに殺しにいかないと、いつ挽回されてもおかしくない」
《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(ROE)》は本当に強いんですが、3枚しかありません。本来の青白に比べると格段によくはなりましたが、それでもやはり青黒コンの方がクリーチャーの採用枚数的にクロックを用意しやすいので、ヴァラクートに有利なのかな、と。
とりあえずこれから僕は、鷹の他に《方解石のカミツキガメ/Calcite Snapper(WWK)》をメインで試してみようかと考えています。ミシュラランドと合わせて最大8点クロックになるので、結構やれるんじゃないかと。
鷹とカウンターで《マラキールの門番/Gatekeeper of Malakir(ZEN)》をケアできれば吸血鬼デッキにもかなり効くんじゃないかと思いますし、同系対決で相手がラスゴをサイドアウトできない状況にできるのは効果的なのではないかと。
今の環境は、ある意味ヴァラクートのおかげでかなり楽しい環境になっていると僕は思います。
何とかしてヴァラクート以外のデッキを使い、大会で上位を狙っていきたいですね。
コメント
件のキブラーコンは個人的に琴線に触れまくりなんで、今度ぜひ対戦しましょう。
メインとサイドを見る限り、血魔女さえ何とかできれば青白有利なのかな、とか思ったり。
逆に言うと血魔女はそれくらい鬼畜です・・・